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前回のセールからそれほど間が空いていない気もしますが、ちょうど今週末(2018.06.08-10)、Kinoppyがポイント25倍セールをしています。 大半が1%分のポイントがつけられているので、実質25%割引だと考えて良いでしょう。

普段はKindleかPDFを直接購入することが多いのですが、たまたま分子生物学の本を探していたときに出版社のページからKinoppyへとんだときに、この世の中にはKindle化されていないが、Kinoppyやその他の国産プラットフォームのみで読める電子書籍があることを知ったのでした。

このようなKindleを避けつつ、電子化している出版社は、現時点でわたしが知っているのは、森北出版と羊土社です。 どちらも理系の人にはなじみのある出版社だろう。 こういった出版社は、ほかにもきっとたくさんあるのだろう。

今回はこれら2社の書籍を中心に、AmazonにはなくKinoppyでのみ買えるおすすめ電子書籍をあげてみます。

一気に買う必要はないが、リアル本をまちがって買ってしまわないように自分用の覚え書きでもある。

アップデート

  • 2018.06.28 紀伊國屋書店、丸善出版追加

数学

数学好きならぜひ目を通してほしい。おすすめ。

ハッキングの翻訳が、電子書籍で読めるなんて!

最近同じ著者から「統計思考の世界」という本も出ています(こちらは技術評論社でKindleやgihyo.jpで電書あり)。併せて補完して読むといい。

数学を志すすべての人に、ポリアの名著、と芹沢による実践活用編。

機械学習

根強い人気の機械学習本。今回まとめてみてはじめて電子化されていたことを知った。

Alpha Goも強化学習で進化した。

機械学習x音声認識を説明した珍しい教科書。

著名なデータサイエンティストたちが愛した名著、の第2版。

今どきのエンジニアはベイズ推定だって扱えないと。

情報系

川添愛「白と黒のとびら」を読んだけれど、Sipser・Hopcroftにはまだ手が出せないという人に向けて、ちょうどよい橋渡し本。

シャノンに立ち向かう前に

量子情報論

今はまだ謎理論、数年後には基礎知識になっているかもしれない

生物学

ドーキンス「利己的な遺伝子」が実は電書で読めたなんて。

初学者向けの生物学の入門テキスト。カラーで楽しい。

まさかのYa-Sa-Shi-I英語版もある。

脳神経科学、はじめの一冊。カンデルやベアー・コノーズ・パラディーソの大部に取り組むのに、副読本としてさらっと事前に読み進めるのがおすすめ。著者によるイラストが癒やし。

こちらも神経科学入門書。

分子生物学講義中継

このシリーズの電子書籍を手に入れるためにKinoppyに入会したようなものです。

その他

おまけ

E.O.Wilsonの“The Ants”ファンなら見逃せない一冊。なんと3500ポイント還元!

以上

専門書は1冊の値段が安くはないので、こういったセールのインパクトはとてもありがたいですね。

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